ASDでもFPを目指す

ASDと言われそこからFPを目指す過程

ASDは生きにくい?どんなトレーニングすればいい?

皆さんおはようございますこんにちわこんばんわ。

ASDでもFPを目指す、葉詠です。

今回は私が実際に生活の中で意識しているトレーニング方法についてお話したいと思います。

そもそもトレーニング必要なレベルなの?

 →はい、そうです。
告知時点で「個人に特別配慮をした環境が必要」と言われてしまいました。
どういうことかというと、診察した医師曰く、
「家族にも就労先にもかかわりを持つすべての人に自分がASDであること、(特にコミュニケーション面において)特別な配慮が必要であることを隠したままいれば、ずっと拗れたままの人間関係で過ごすことになる」
とのこと。

実をいうと、この時転職活動をしていました。
これからの自分の生き方というか、諦めたはずの「結婚して子供が欲しい」という夢を捨てきれずに、当時の職場ではそれが叶わないことが明白だったので(出会いがないというのではなく産休育休が無いとかストレスとかそういう面)
新しい就業先でカミングアウトするべきか、めちゃくちゃ悩みました。
もしカミングアウトするとしたらどのタイミングでいうべきか、しなくても言動でバレてしまうだろうし・・・
などと考えているうちに今の就業先に採用が決まり、この業界はちょっと変わった人が多いというか、そういうのを否定しない業界に入れたので非常に助かりました。
ちなみにかるーく「私ASDらしいんですよね」と何かの拍子にポロっと言ってしまったことがあったのですが、見事にスルーされてしまいました。
ある意味助かっています。
みんながみんな、こんな恵まれた環境にいられないのは重々承知しております。
では次が本題です。

実際何やってるの?

 →「言わない」を徹底して意識すること
何を言わないのかというと、自分がASDであることもそうですが、
瞬間的なレスポンスをしないことをかなり気を付けました。
今は恵まれた環境にいるおかげか、そこまで張りつめていませんが、告知された当初はかなりきつく意識しました。
そもそも私は何かにつけ即レスするタイプで、返事や決断に迷うとものすごくイライラしてしまうのです。
記事執筆時点ではこれがかなり緩和されてきましたが、告知されるまではお昼なに食べるといった比較的どうでもいいことから、自分と結婚するのかどうかという人生の重要局面における判断もスピーディーにされないと非常に気が済まない質でした。(同時進行で婚活もしていました)
即断=決断力と思い込んでいたので、そんな自分の人生をよく考えない決断でいいのか、とある意味常識的な立ち止まりができるようになってきました。

それだけ?効果あるの?

 →今のところそれなりに手応えはあります
というのは、前述の通り即レスを控えることで不用意なKY発言は減った・・・はず
あと、ASDの特徴「他人の気持ちがわからない、他人への配慮ができない」という点では自分が車を運転することもあってかなり気を付けています(ちなみにゴールド免許です)
即レスするのはなんでだろう、と掘り下げていく中で、いわゆる地雷ワードに触れたときに脊髄反射的に暴言暴力に出てしまう面があると気づき、自分の中で何が地雷なのかをゆっくり書き出してみました。
この「書く」という作業はものすごく重要で、文字という可視化できる状態にすることで、その時の自分の状態がすごくよくわかるからです。

何から手を付けていいかわからない、問題そのものがわからないという方はぜひ「書く」ことから始めてみてはいかがでしょうか?